「流鏑馬立射演武」普及事業

yabusame-expo

令和7年に開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて、スポーツ流鏑馬文化を発信するため、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に一般参加催事出展の申請を行い、2024年11月28日に催事出展の内定いたしました。
2025年6月18日、会場に訪れた世界各国の皆さまへ、「見て」「体験して」「参加して」楽しめる展示会イベントを開催いたします。

◇イベントタイトル

YABUSAME EXPO ~スポーツ流鏑馬文化祭~

◇開催日時

2025年6月18日(水)11:00~19:00

◇会場施設

フェスティバル・ステーション

◇実施概要(案)

古来の武芸に学び新しい時代の要素に応えながら、勇壮華麗な技を競い合える競技として行い、地域振興や文化創造にもつなげている「スポーツ流鏑馬」の魅力を、展示・発表・上映等にてお伝えします。(※変更の可能性があります)

①弓矢体験、流鏑馬立射演武動画収録
地上や木馬上から弓矢を放つ体験と合わせて「TEAM EXPO2025」共創チャレンジ企画参加ができる体験コーナー。
流鏑馬競技選手の協力をあおぎ、華やかな場を演出するとともに、参加者との対話・交流による魅力発信を行う。

②流鏑馬衣装、和式馬具・弓具展示
古来の伝統衣装と現代のスポーツ流鏑馬衣装の違いや、世界に類のない日本独自の大弓などの道具解説、和式馬具構造の説明など、世界の乗馬との比較を交えることで、来場者との交流を図る。

③スポーツ流鏑馬関連商品、衣装・着物リメイク商品販売
【販売予定商品】
 ・流鏑馬のマニュアル本(日本語・英語版)
 ・大会映像DVD
 ・衣装や衣装製作の残り生地を再利用した和小物
 ・流鏑馬用品
 ・馬具など

④連携学生団体活動紹介パネル展示
現在連携中の団体(今後増加予定)
 ・立命館大学万博学生委員会「おおきに」日本文化班
 ・八戸あおば高等学院
 ・学生団体Future Generations
 ・北里大学にんじんサークル
※学生主体による立案企画を反映させることで、本催事を絶好の学びと社会経験の機会にも活用する

⑤スポーツ(武道)ツーリズム紹介展示・映像上映
スポーツ流鏑馬をフックとした十和田市(青森県)の観光案内と、スポーツ流鏑馬大会開催地を中心とした日本各地のスポーツ(武道)ツーリズム団体等へ協力を呼びかけ、パンフレット・紹介映像等を展示する。

⑥スポーツ流鏑馬写真(フォトコンテスト作品)展示
日本各地のスポーツ流鏑馬大会写真を展示し魅力を発信する。
参加型企画として、本催事会期前の流鏑馬イベントにて撮影写真の応募を募る

⑦流鏑馬立射演武披露
メンバーおよび協力選手による演武披露とレクチャーを行い、その後の展示会体験参加へつなげる。
※スクリーンを活用し、これまでの巡回教室等で収集した立射動画を集約させた映像と共に発表することで参加型企画として、催事周知と万博来場動機づけを図る

⑧流鏑馬プロモーション映像上映
各地で行われているスポーツ流鏑馬イベントの模様をみることができる。
※海外発信用に多言語で収録されたプロモーション映像活用
※参加選手等によるイベント紹介などのトークショーも実施可能

⑨スポーツ流鏑馬魅力発信セミナー
事前告知にてスポーツ流鏑馬への関心の高い層を対象とした入門講習会や、馬事関係者にとって有益な勉強機会や資格取得につながるセミナーを専門講師を招き行う。
※世界に類のない「スポーツ流鏑馬」から日本伝統文化を知ることができる

⑩連携学生団体活動紹介
連携活動団体の事例発表や団体活動紹介を行う。
※次世代を担う世代同士の交流や学習機会としての来場のきっかけを作る

⑪「馬探 ~地域の馬の歴史・文化探究コンテスト~」
2022年より実施している学生の馬に関わる探究発表コンテストの歴代作品紹介や、発表プレゼンテーション会を開催する。
※学生参加ネットワークの拡大と、参加者にとっての学びと経験の場を生み出す

イベントの特徴【多様な参加形式】

「見る」
見て、聞いて、触って、スポーツ流鏑馬を知ろう
※日本語と英語での展示表記
※大会映像等活用による上映
※関連商品の販売
※実際の競技選手協力による解説・案内
※講習参加による学ぶ機会と認定条件づけによる訴求

「体験する」
・実際の馬を用いずとも、競技流鏑馬の一部を体感・理解できる参加型のプログラ「流鏑馬立射演武」
・弓矢体験、流鏑馬立射演武動画収録→会場上映(来場参加型)
※体験を通した交流・対話
※来場者囲い込みを実現
※貸し出し衣装着用撮影によるSNS拡散

「参加(応募)する」
・フォトコンテスト作品応募(一般)→写真愛好家・来場者による投票
・連携学生団体→大学・高校生等の参加
・「馬探」プレゼン発表→大学・高校生の一般参加
※展示品の出品者やステージ発表者としても万博参加ができる
※情報発信者としても活躍期待

◇催事終了後の取り組み(繋げたい将来)

・インバウンド(武道)ツーリズム観光推進
・スポーツ流鏑馬普及・和種馬活用による馬事振興
・日本伝統文化の次世代への継承
・国内におけるアニマルウェルフェアの普及
・和種馬保存、活用
・海外展開ネットワークの創出

2025年までに参加1000人を目指そう!(TEAM EXPO 2025 | 共創チャレンジ)

■事業の概要

十和田流鏑馬観光連盟では、広大な敷地や実際の馬を用いずとも、競技流鏑馬の一部を体感・理解できる参加型のプログラム「流鏑馬立射演武」を指導するための巡回教室事業を行うことといたしました。
また、「流鏑馬立射演武」解説動画を制作するとともに、リモートでも指導が可能な環境をつくり、国内外への普及活動をします。
そして、国際博覧会(大阪・関西万博)開かれる2025年には、本事業にて集まったメンバーで、演武披露を世界に向けて発信するとともに、参加者同志の友好親善を図ります。

同じプログラムを共有することで、世代や性別、地域を超えて、みんなが分かり合え、認めあう、そして世界中を笑顔にする場をつくります!
地域や国をまたぐさまざまな人の交流を活性化します!
本事業にご賛同いただける個人・団体のみなさま、ぜひ一緒に取り組みましょう!

■事業のきっかけ

私たちは、日本の伝統武芸である「流鏑馬」を、 古来の武芸に学び新しい時代の要素に応えながら、勇壮華麗な技を競い合える、老若男女楽しめる競技スポーツとしての定着・普及に努めるべく、競技大会イベント開催を行い、古くから馬の名産地として飛躍を遂げた青森県十和田市の観光振興にも努めています。

近年では、この流鏑馬をフックに、地域の歴史・文化や日本の伝統について身近に感じるとともに、国際的に活躍する場面を設定し、日本人が生み出してきた文化に対する誇りを持って、話したり説明したりできるための教育活動にも取り組んでいます。

そこで用いる、「かたち」「やり方」「考え方」から学び、文化の背景にある思考や歴史までを深く知り現代にどう活かすかについて考える機会となる参加・体験型のプログラム「流鏑馬立射演武」を広めたいと思いました。

■大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」のサブテーマ Connecting Lives(いのちをつなぐ)にフォーカスし、地域・世代を超え人と人が繋がる 広い地域とパートナーシップを組み、実現させ2025年の万博時にその成果を発表し、世界に発信していきたいと考えています。

■私たちの共創チャレンジ

①広大な敷地や実際の馬を用いずとも、競技流鏑馬の一部を体感・理解できる参加型のプログラム「流鏑馬立射演武」を指導するための巡回教室を日本国内で行います。

②「流鏑馬立射演武」動画を制作するとともに、リモートなどでも参加可能な環境をつくり、国内外への普及活動をします。

③①および②の参加者が一同に集う(収録映像も含む)「流鏑馬立射演武」披露イベントを開催します。

大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」の会場参加プログラム「TEAM EXPO パビリオン」に、参加内定いたしました。

これは、万博開催期間中の2025年4月13日から10月13日までの6ヶ月間のうち1日のブース展示と30分間のステージ発表を万博会場にて行うものです。

私たちの参加日時は、2025年4月22日(火)に決定しております。ステージ発表の時間帯についても決定し次第お知らせいたします。

■万博後の持続可能な取り組み目標

万博を契機に期待すること
  • 若年者にとっての学び・価値感創造の機会
  • 国際化・訪日外国人の増加
  • メンバーの大型催事運営経験と能力増強の機会
  • 共感者との出会い
そして、以下の将来へ繋げていきます
  • インバウンド(武道)ツーリズム観光推進
  • スポーツ流鏑馬普及・和種馬活用による馬事振興
  • 日本伝統文化の次世代への継承
  • 国内におけるアニマルウェルフェアの普及
  • 海外展開ネットワークの創出

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